福祉医療 自己負担
福祉医療制度は国の根幹にも繋がる制度です
医療機関を受診すると、青壮年の場合には医療費全体の3割分を自己負担することが基本です。
しかし子供の場合には、自己負担の内容が青壮年とはかなり異なります。
子供と青壮年で異なる理由は、子供のほうが病気に掛かり易いためです。
例えば2歳までの子供は、1つの医療機関に対する1か月の支払額が200円までになっています。
そのため大きな病気を患って、入院を1か月したとしても、200円の支払いで済むのです。
これは自治体が2歳までの子供の医療費に対して、助成制度を設けているためです。
また自治体によっては、中学校まで1つの医療機関に対する1か月の支払額を3千円までにしています。
こうした自治体が行っている、子供への医療費の助成制度を、福祉医療制度と呼んでいます。
福祉医療制度があると、安心して子供を医療機関に受診させることが可能です。
すると安心して子供を産むことができるので、福祉医療制度は国の根幹にも繋がる制度なのです。